THE GUILTY/ギルティ
★★☆☆☆
監督・脚本 グスタフ・モーラー
配給 ファントム・フィルム
上映時間 85分
こんにちは、しんじです。
今回は前々から気になっていた映画を観ましたので、その感想を書きますね。
「THE GUILTY/ギルティ」はデンマークの映画で、僕はこの映画の予告を映画館で観たとき、かなり面白い映画だと確信したのを覚えています。
この映画はワンシチュエーション映画(僕の造語)ですので、ネタバレは極力なくして感想を書きます。
あらすじ | 感想 |
〇あらすじ
アスガー・ホルム刑事はある失態が原因で現場から緊急通報指令室のオペレーターの仕事をしていた。
その日、アスガーが電話を受けると、通報してきた女性との会話は全然かみ合わない。
アスガーはイタズラ電話かと思う。
だが、ところどころ意図的に返事を合わせてくるのだ。
「・・・もしもし、そこには他に誰かがいるのか?」
その電話はそこにいる男に悟られないように通報してきた助けを求める電話だった。
アスガーの仕事は電話を受け付け、指令室にその内容を伝えるのが仕事だ。
だが、リアルタイムで助けを求める電話をアスガーは刑事として放っておくことができなかった。
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あらすじ | 感想 |
〇感想
いやー、凄いですよね。
よく、このオペレーター室内のみで1本の映画を撮り切りましたね。
それに拍手を送りたいと思う。
この映画はよく劇場で行われる一人の俳優によって行われるひとり芝居によく似ていると思う。
この手の映画を作り上げるには脚本に絶対の自信が必要だと思う。
映像はオペレーター室のみだが、電話の相手はパトカーであったり、通報者の子供であったり、目まぐるしく変化する。
そしてそれらの映像は鑑賞者自らが作り上げるのです。
想像力が豊かな人ほど、この映画にどっぷりとハマるでしょう。
僕も前半まではこの映画の思惑通りになっていました。
しかし後半を過ぎるころから飽きてきてしまいだんだんと眠気に襲われてしまいました。
最後のほうは何度も場面を巻き返すこととなってしまった。
僕が飽きやすい人間なのか、もしくはそこまでのパワーしか持ち合わせない脚本だったのか?
僕が思うに、このようなワンシチュエーションで最後まで突っ走る映画ならば、万人受けするくらいの脚本力がなければダメだと思う。
眠なった時点で僕はこの映画に高評価を与えることができなくなってしまいました。
やはり変化のない映像で85分を突っ走るのはかなりのハードルがある。
個人的にはこの手の映画の上映時間は50~60分くらいが限界なのではないかと思う。
それ以上になると鑑賞者にかなりの負担を強いることになる。
アイデアが素晴らしい映画でも鑑賞者が眠くなった時点で、僕の評価は厳しく★2つくらいかな。
何でもハリウッドでこの映画をリメイクするらしいですね。
主演はジェイク・ギレンホールだそうです。
果たして眠くなることなく観れる映画になるだろうか?
「私は想像力豊かな人間だ!」と自負する人にはかなりお勧めの映画です。
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