マスカレード・ホテル
💩
監督 鈴木雅之
脚本 岡田道尚
原作 「マスカレード・ホテル」東野圭吾
配給 東宝
DVD 東宝
上映時間 133分
このレビューは辛辣レビューです。
「マスカレード・ホテル」が良かったという感想の方は
自己責任でお読みください。
なお、苦情は申し受けいたしません。
あしからず。
こんにちは、しんじです。
観ようか・・・でもなぁ・・・
「レビュー書いてるなら一度みてもいいんじゃない?」
知人に言われまして観ました。
あらすじ | 感想 |
連続殺人が起きて、犯人の予告メッセージにしたがって、次の現場となるホテル・コルテシア東京に犯人を捕まえるために警察が潜入捜査はじめました。
フロント係にちょっとやんちゃな刑事・新田(木村拓哉)がつきました。
ホテルのフロント係山岸尚美(長澤まさみ)がフォローにつきました。
キムタク新田は犯人を捕まえる警察側、フロント山岸はお客様を第一に考えるホテル側の人間です。
プロとしてお互い時々衝突がありました。
捜査係とは別行動で動く元相棒・能勢(小日向文世)の助けもあって犯人の真の目的を探り当てました。
捜査係は無能刑事ばかりで犯人に踊らされます。
まるっきり潜入捜査の意味がありません。
単独でキムタク新田が犯人を捕まえました。
ホテルのプロ意識に敬服して去り際に一礼するキムタク新田。
後日、フロント山岸とキムタク新田はいい感じになるような予感
Fin
あらすじ | 感想 |
はい、予想通りのクソ💩でした
せっかく「舟を編む」で邦画もいいなと思っていたのに・・・
よく取りざたされるキムタクの演技うんぬんより、脚本が肥溜め級です🚽
監督も「TVドラマだけやってればいいんじゃね?レベル」です。
何だよ、この映画
もうスクショを貼るのも面倒なのでパッケージ写真で説明。
出演者いっぱいですよね。
濱田岳、高嶋正宏、菜々緒、宇梶剛士など他にもいろいろいるけどね。
はい、次はこのエピソードです。
「濱田さん、出番ですよ🖐」
はい、次は高嶋さんなので、そちらでまっていてくださいね
こんな感じで順番待ちエピソードを長ったらしく見せられます。
その出演者たちが事件に絡むことはないのですよ。
これらはホテルマンのプロ意識と刑事の犯行を見分ける嗅覚を紹介するエピソード。
それってそのキャストでやる必要ある?
まさに豪華キャストでお送りする映画を謳いたいだけのまがい物です。
潜入捜査だというのに一番やんちゃなキムタク新田をフロント係にする必要あるのか?
キムタク新田も刑事というプロなのに、ホテルの規律が厳しいのにふてくされる。
おまえは中学生か!?
両手をズボンに入れながら歩くのを注意されるってなんだよそれ(笑)
いちいちふてくされるんじゃねーよ!
もうこの時点で何の説得力もなくなるんですよね
陳腐そのもの。
映画の方向性もコメディー調にしたいのか本格的なサスペンスにしたいのか中途半端。
その象徴的な人物が渡部篤郎の演技。
コメディー調にしたならその演技もありだろうけど、何なの?
何をイメージしてそのキャラクターにしてるのか意味不明??
生瀬勝久さんの無駄使いも許せないね。。
何?
感動させたいの?
あれでどうやって感動させようっていうの?。
後味の悪い哀れ感だけしかのこらないじゃんか。
何であのエピソードいれた?
事件もほんの一部の殺害様子をながすだけで、重要人物の写実がない。
その重要人物の名前を、捜査班やキムタクの会話から拾うしか手段がない。
誰が誰なのか全然わかりません!🤪
キムタクと小日向さんが犯行の推理を長々セリフで説明👎してくれても、事件のイメージが頭に残っていないので、何が何だか・・・
🤪キムタクは何で犯人の真の目的が分かったのかもよくわからん。
🤪小日向さんはどうして未解決事件を特定できたのかもわからんチン。
最後の犯人との攻防にしても、ラスト近くで新たにキャストを追加して
「はい、勝地涼さん、お待たせしました。出番ですよ🖐」
場面、場面でキャスト追加するというぶつ切り映画。
これが悪い脚本の手本です。
すべてのキャストをしっかり本筋に絡めることができない無能な脚本。
良い脚本ならそれぞれのエピソードが独立していても、最終的にまとまって見えるようになるものなんです。
1時間36分くらいのシーン
ここのセリフには笑わせてもらいましたよ😅
「俺たち刑事はやっても儲からないし、一番割に合わない仕事だ。だけどゴミ掃除のようにだれかがやらなきゃいけないんだ。俺たちは犯人を捕まえて市民を守るのが最大のサービスなんだ!」
おい、笑かしに来てるのか?
何なんだよ、この陳腐なセリフ。
とりあえず警察に謝れよ。
それに、キムタクの個人的な願い「犯行が行われるまで、ホテルには言わないでほしい。」
最初はフロント山岸も「お客様を危険に合わすわけにはいかない。」と言っていたのに、結局ホテル側には報告しなかった。
これって絶対にありえないだろうよ。
そしてこう言いやがるんだ!
「もし、お客様に何かがあった時には私はホテルを辞めます。」
続けて
「俺も刑事を辞める。」
俺はこのセリフを風柱の不死川実弥さんに聞かせたいね。
こういってくれるでしょう。
「勝手に死にさらせよ。」
犯人逮捕はキムタクが単独で捕まえて、他の連中は「警察だー」ってでっかい声で名乗り上げながら見当違いの奴を逮捕するでしょ。
ここで潜入捜査がまったく意味をなさなくなるお粗末すぎる展開!
これってこの映画の根本が崩れ去っているってわからないのかな??
そして一番最悪なのがクレジットタイトル前の場面🥶
なんだよ。
あの仮面の場面。
美少女仮面ポワトリンか?
たしかに「マスカレード・ホテル」だし
「お客様はホテルに仮面をつけて楽しんでいる。」
ってセリフを長澤まさみちゃんが言いましたよ。
でも、それをやっちゃ~おしまいよ。
そこからの木村拓哉と長澤まさみの2ショットでこの先いい感じみたいなカットで終了。
いらねーだろ!
キムタク演じる新田がホテルに一礼するところで終わりでいいんじゃないですか?!?
そこ見せたかったのか?
その2ショット見せたいがためにラストに、もうひと場面って・・・
クソ💩はトイレ🚽でしなさい。
今回は考察もしたくないレベルだし評価するレベルでもないです。
最後に疑問なんだけど・・・
犯人が犯行を実施するホテルをわざわざ予告する必要がったのでしょうか?
だって捜査かく乱するなら違うホテルを予告現場にすればいいでしょ?
なぜわざわざ警察を呼び寄せる必要があるの?
愉快犯じゃないのに・・・
だれか教え・・・いや、別に知らなくてもいいか
あ~あ時間の無駄だった
あらすじ | 感想 |
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