「永遠のこどもたち」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

〇English🇬🇧

永遠のこどもたち

永遠のこどもたち(El Orfanato)
★★★★
監督 J・A・パヨナ
脚本 マル・タルガローナ
制作総指揮 ギレルモ・デル・トロ
配給 シネカノン
上映時間 108分


まず、この映画を観てみようと思う人は、僕の記事も含めてレビュー関係は読まないことをお勧めします。
この映画はネタバレなしで観るべき映画です。
そのことをここで注意書きさせていただきます。


こんにちは、しんじです🤭
今日は「永遠のこどもたち」の感想を書きます。
実は前から感想を書いてみたかった映画です。
この映画は2007年のスペイン・メキシコ映画です。
制作総指揮はあのギレルモ・デル・トロです。
今回で3回目の鑑賞となります✌
この映画もいつものギレルモ風の映画となっています。
そして芸術性の高い映画の印象も受けました。

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

😿あらすじ

永遠の子供

ラウラは夫カルロス、息子のシモンと海岸にある大きな屋敷に暮らしている。
この屋敷はかつて孤児院だった
ラウラとカルロスはここに孤児院を開園する計画を立てていた。

もうすぐ開園になるころ息子のシモンが「見えない友達」の話をし始める。
日増しにその妄想は大きくなり、夫婦は心配し始める。

ある雨の降る日、ひとりの老婆が訪ねてきた。
永遠の子供
彼女の名はベニグマ。
ラウラはベニグマに嫌な気配を感じた。

孤児院の見学パーティの最中、シモンが「友達トーマスの部屋を見せたい」と言いだす。
ラウラは「今はダメ」とシモンに言い聞かせると、シモンは怒って部屋を出て行ってしまう。
その後シモンは神隠しにあったように忽然と姿を消してしまう。
屋敷の「部屋という部屋」「扉という扉」を片っ端から開けて探し回ったが、シモンの姿を見つけることができなかった。

それから半年以上が過ぎた。

ラウラはシモンの言っていた「見えない友達」の気配を感じるようになっていた。
永遠の子供

強い思いに導かれる日が来る。信じなさい。
霊能者の言葉を信じラウラは屋敷ですごす。

ある日、ラウラは見えない何かに「離れの焼却炉」まで導かれる。
鍵のしまった焼却炉を開けてみると、中から数体の子供の骨がでてきた。
永遠の子供

霊となった子供たちはラウラを階段下の隠し扉へ導く。
立てかけてあった重い鉄柱を払いのけ階段を下りていくと、その先には部屋があった。
それはシモンが言っていた「トーマスの部屋」だった。永遠の子供

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あらすじ 感想

😿感想

永遠の子供

この映画、欧州映画にある芸術性を感じます。
映像の入れ方や風景の取り方が洗練されています。
その芸術的な映像が、この救いようのない話際立たせ心を痛くさせます。

この映画を初めて見た時、この救いようのない結末に何とも言いようのない思いになりました。

母親が最後にとるこの行動も、仕方がないのかも・・・。
まさにギレルモ風の終結です😫

心が痛むストーリーに子供を思う母親の思いがどれだけ強いものなのかを描いてます。

心霊👻サスペンス👥が上手に融合され見ごたえのある映画です
おススメです👍✨

この映画、ネタバレ厳禁です。
2回目からの鑑賞
になるとラストの驚きがありませんのでご注意を!

永遠の子供

あらすじ 感想
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Review of movie

Hello!
This is shinji
I wrote a review of “El Orfanato”

📝Outline of this article


Good Point
🔶You had better not read reviews before watching a movie.
🔶I feel artistic in the image.
🔶The style of “movie made by Guillermo” is good.
🔶The movie is worthy of the story of “suspense” and “spirit”.
🔶A movie feels a mother’s strong love


Bad Point
🔷Knowing the last will dramatically reduce interestingness.


「ファインド・アウト」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

〇English🇬🇧

ファインド・アウトファインド・アウト
★★☆彡☆☆
監督 エイトール・ダリア
脚本 アリソン・バーネット
配給 ショウ・ゲイト
上映時間 94分

こんにちは、しんじです。
実はここ数日投稿をお休みして宮城県へ旅行に行っていました。
仙台・塩竈・松島・石巻を巡り復興を肌で感じてきました。

さて、今回観た映画は「ファインド・アウト」という映画です。
主演は「赤ずきん」のアマンダ・セイフライドです。
ファインド・アウト

PukuPukuMarine

あらすじ 感想

🧐あらすじ

ジルは何者かに誘拐された過去がある。
ファインド・アウト

今は妹のモリ―と一緒に暮らしている。
ある日ジルが家に帰ると妹が姿を消していた。

床にはピアス
外着に着替えた形跡もない

ジルは自分を誘拐した犯人が今度は妹を誘拐したと警察に届け出る。
警察は取り合ってくれない。
過去の誘拐事件からジルには妄想癖があると思われていた。

ジルは銃を片手に自分自身で捜査を開始する。ファインド・アウト

あらすじ 感想

🧐感想

なんかジョディ・フォスターの「フライトプラン」を観た感じと似ていますね。
ファインド・アウト

というか、シュチュエーションが違うだけで大概は「フライトプラン」です

「フライトプラン」でも感じたのですが、周りの迷惑を考えず人を疑ったり、叫んだり、暴力振るったりする主人公に思わずイライラ😤
なんかダメなんだよなぁ。

主人公に感情移入できないんです。

これって日本人としての気質が邪魔してるのかな?

それとも僕個人的かな?

警察の中に「僕は君を信じるよ」って意味深なこと言っていたやつも、結局『おまえ何だったんだよ!』って感じです。
しかも途中で空気になるしさ。
ファインド・アウト

この男しだいでは、もう少し面白い展開になっていただろうに・・・
もったいない。

あと、ラストの犯人・・・
ファインド・アウト

『いったいあなたは、どなたですか??』
全然、知らないキャストだよ~😥

あっと言う間に主人公にのされて『弱わっ!

最後、警察の無能っぷりに熨斗(のし)をつけるような、封書はよかった。
ファインド・アウト

でも、やっぱりB級映画の域からでれませんでしたね。
退屈で仕方がないときに何とか観れるレベルの映画でした。
脚本の力量不足ですね。

あらすじ 感想
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Review of movie
Hello.
This is shinji🤔
This time I wrote a review of “Gone”

📝Outline of this article


Good point
🔶A scene where a sealed letter was sent to the police of the last scene.
ファインド・アウト


Bad point
🔷I am irritated with the main character “Jill”😤
🔷There is no presence of the criminal.
ファインド・アウト

🔷This detective
ファインド・アウト


 

「残穢ー住んではいけない部屋ー」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

〇English🇬🇧

残穢残穢ざんえ-住んではいけない部屋-
★★★☆彡
原作 小野不由美
監督 中村義洋
脚本 鈴木謙一
配給 松竹
上映時間 107分

こんにちは、しんじです😱
今回は残穢ざんえ-住んではいけない部屋」の感想を書きます。

1998年に作成されたJホラーブームを巻き起こしたリング
残穢

私はこの映画を情報なしで映画館でみて7日後に死んでしまうのではないかと思うほど恐怖しました。
そして「ほの暗い水の底から」「死国」を映画館でみました。

残穢 残穢

リング」と双璧をなす呪怨などもありJホラーブームは全盛期をむかえました。
残穢

僕の中では「ほの暗い水の底から」以降のJホラーは目も当てれないほど酷い映画が濫作されたと思ってます。

最近では「貞子VSs伽椰子」などという悲しくなるくらいくだらない映画まで作られてしまったΩ\ζ°)チーン
残穢

そんなJホラーの低落するなかで2016年につくられた「残穢」はなかなかに怖い秀作です。

「リング」が7日間の間に呪いを解く方法を探す映画だったように、この「残穢」も主人公たちが謎を追う話となっています。

そのため、今回はあまりネタバレないように書きたいと思います。PukuPukuMarine

あらすじ 感想

👻ストーリー

小説作家の小松由美子(竹内結子)は雑誌社の依頼で恐怖体験の投稿から話を書き上げるホラー小説を書いていた。
残穢

ある日、建築科の学校に通う久保さん(仮名)から恐怖体験に関する相談の手紙が届いた。
残穢

『最近越してきたマンションの部屋で机で勉強していると、背中側の和室から「畳をほうきで掃くような音」がする。』というものだった。

久保さんの相談を聞いていると、ふと依然も同じような内容の手紙を読んだことがあることに気づく。

昔の手紙を見てみると同住所、同マンションの405号室の住人からもらったものだった。

久保さんの部屋の隣201号室に飯田さん一家が引っ越してきた。

数日後、飯田さんの奥さんが「あの~・・・この辺で泥棒とか放火とかの事件とかはないですか?」と聞いてきた。
残穢

飯田さんの奥さんの話だと「今何時ですか・・・」とか「今、ひとりですか?」といういたずら電話に悩まされているという。

久保さんは小松に「どうもマンション全体がおかしい。もしかしたらマンションが建つ前の問題では?」と投げかけた。

そこから2人の調査がはじまった。
残穢

向かいの家に住む益子家族、元町内会長をしていた秋山さんにマンションの建つ前の話をきいた。
そこには昔数軒の家があり、ごみ屋敷に住む小井戸さん、痴呆のおばあちゃんがいつも床下に耳をあてて猫かなにかに話しかけている根本さん、問題児がいる河原さんの情報を得る。
さらに古くから写真店を営む田之倉さんからその土地に昔あった高野家の話と写真を得る。
残穢

そして高野家と親しかった日下部さん姉妹さんから高野家にまつわる重要な話を聞く。

いつしか同雑誌のホラー作家の平岡が調査に加わることとなる。
残穢

平岡は言う。
仲間どうしで恐怖体験を話していると似たような話にでくわす。調べて手繰っていくと根が同じだったりする。そういう話は業が深い

高野家を調べていくと昔、千葉であった事件にたどり着く。
その犯人が住んでいたのが高野家が建つ前の長屋であった。
調べれば調べる程真っ黒い闇の奥底まで引き込まれていくようだ。

小松がつぶやいた。
「穢れ、穢れに触れた。」

調査はさらに長屋が建つ前の家の吉兼家、吉兼家の後妻の福岡の実家の奥山家、そして真辺家へと進んでいく。

いったいこの調査の行きつく先は何なのだろうか。残穢

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あらすじ 感想

👻感想

怖いです😱

って日本の怪談話には欠かせないですよね。
この畳からわきたつ湿り気のある怖さ

「ザッ・・・ザッ・・ザッ」と畳を掃くような音。

これってかなり不気味ですよ。
その原因があとでわかるのですが・・・怖いです。

そしてごみ屋敷や床に耳を当てる老婆。

【手繰っていくと根が同じ。】
【話しても聞いても呪われる。話そのものが怪談】

ホラー作家の平岡(佐々木蔵之介)の言葉が心に突き刺さります

僕がこの映画で一番気味悪かったのが日下部さん姉妹が話した高野敏江にまつわるエピソードです。
残穢

なんかゾゾゾときました。

この映画なかなかの出来で、ラスト手前まではすごくよかったです。

個人的に時折出てくる黒い影はいらなかった。と思います。

なんかそこにいるんじゃないかな。
そんな「気配」だけでよかったと思う。
残穢

ラストの電話はかなり良いしめくくりでした。

この映画を観た後に原作の「残穢」(小野不由美)を読みました。
かなり多くの「~家」が出てくるのでちょっと混乱しましたが、映画としてはいろいろと良い改変だったなと思います。

残穢

小説だと【穢れ】についてもっと解説してます。

『喪に服す』ってありますよね。

宗教によって形式は多少違ってもたいがいはあります。
この『喪に服す』というのは、【穢れ】を鎮める期間でもあるようです。
『喪中』にある人が他人の家に訪れると、【穢れ】がその家に残ってします。
またその逆に喪中の家に音連れても【穢れ】を持ち帰ってしまいます。
お葬式に塩が配られるのも【穢れ】を取り除くためのものみたいです。

伝染していく【穢れ】は「リング」や「呪怨」でも共通しているのではないでしょうか。

小ネタですが、映画のこの場面に不審な映像が映っているそうです。残穢

この赤丸の部分の人影。
撮影時にはいなかったらしいのですが、映像にはこのような人影が写っていたらしいです😱

あなたが怖かったJホラーがあったら教えてください。
コメントお待ちしてます。


日本の映画界に必要不可欠な女優である竹内結子さんが2020/09/27に永眠いたしました。
とても残念でなりません。
今は彼女を過去の作品でしか見ることが出来ませんが、彼女の輝きはここに残ります。
ご冥福をお祈りいたします。


あらすじ 感想
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Review of movie
Hello.
This is shinji😱
This time I wrote a review of Japanese Horror “ZANE”.

📝Outline of this article


Good point
🔶story
🔶The fear of Japanese ghosts


Bad point
🔷Many surname comes out in the story and it gets confused.
🔷Ghost appearance (black shadow)


🤔Is there a need to draw a figure of a ghost?
If the movie does not draw a figure of a ghost, the fear from the imagination occurs in the audience.
I think so.🤔🤔🤔