「ヒトラー 〜最期の12日間〜」の感想・レビュー(ネタばれ有り)

ヒトラー 〜最期の12日間〜

English🇬🇧ヒトラー 〜最期の12日間〜ヒトラー 最後の12日間
★★★★☆彡
原作 「ヒトラー 〜最期の12日間〜」トラウドゥル・ユンゲ
製作国 ドイツ、イタリア、オーストリア
監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
配給 ギャガ
DVD TCエンタテインメント
上映時間 156分

こんにちは、しんじです

今回は終戦記念日も近いこともあり「ヒトラー 〜最期の12日間〜」の感想を書いてみようと思います。

ドイツは日本と同盟を組んでいたわけで、この辺の歴史を語っていくと、なんとも複雑な話になってしまいますので、歴史については語りません。

映画を観た感想をそのまま書こうと思います。

PukuPukuMarine

💣感想

連合国ソ連軍はベルリンへ侵攻を始め、ドイツ軍はすでに降伏するしか選択肢はなかった。

ヒトラー参謀達はベルリンの地下壕に籠城している状態だった。

この映画はそんな地下壕の様子、ヒトラーとそれを取り巻く参謀達、自殺、ソ連軍への降伏までの様子をヒトラーの秘書であったトラウドゥル・ユンゲの目を通して描かれたストーリーです。
ヒトラー 〜最期の12日間〜

この映画を観て思ったのが、すでに裸の王様のようなヒトラーと参謀の間に何とも言えない歪がとても面白く描かれています。

強いドイツを作り上げたヒトラー。

それは本当の強さだったのだろうか?

彼は弱いものに同情はせずに切り捨てていきます。

でも、この映画からの印象はヒトラーが臆病者に見えるのです。

彼は自分に従わず降伏するものも処刑します。

それは自分の不利な証言をさせないためでもあります。

まるで、これから自分に起こることをただ恐れている男に見えます。

彼はすでにドイツ軍はたたく戦力がないことを気が付いています。

でもそれを認めたくなくて、地図上であれやこれやと作戦を立てます。ヒトラー 〜最期の12日間〜

その作戦を聞く参謀達は、もはや作戦が実行できるだけの兵力がないのを知っています。

それを提言するとヒトラーは癇癪を起すのです。ヒトラー 〜最期の12日間〜

この様子が本当に愚かしく描かれていて、不謹慎にも笑ってしまうほどです。

ヒトラーに忠誠を誓った参謀達は、ヒトラーを愚かしいと思いながらも狂信的な忠誠の板挟みになっています。

この男たちがさらに愚かに見えるのです。
ヒトラー 〜最期の12日間〜

ヒトラーは馬鹿な男ではないと思うのです。

当然、この参謀達がどう思っているかも感じているのです。

だからいら立ちを抑えることができない。
ヒトラー 〜最期の12日間〜

しかし参謀や指揮官にはヒトラーへの忠誠よりもドイツという国への忠誠が強いものもいます。

この映画ではヘルムート・ヴァイトリング首都防衛司令官ヴィルヘルム・モーンケ親衛隊少将などがそのような人物として描かれていました。ヒトラー 〜最期の12日間〜

彼らは敗戦に国民を巻き込むことはないという考えです。

おそらく「民こそが国」であるという考えが少しはあったのではないかな?

ドイツ軍は2つのドイツ軍があったことも描かれていますね。

ドイツ兵と親衛隊(ナチス)です。

この親衛隊が最もやっかいな奴らです。

しかし、親衛隊長官ヒムラーが降伏したことが、ヒトラーにとってもっともショックだったようですね。

彼の怒りは天にも届くほどでしたが、その後のヒトラーは抜け殻のようになります。
ヒトラー 〜最期の12日間〜

この映画はヒトラーが自決しますが決して潔い死にざまにはしませんでした。

最も愚かしい人物として描かれています。

彼をどこまでも裸の王様に描いているのです。

もちろん彼の死後に残ったゲッペルス夫妻もこの世の中で最も最悪な夫婦として描かれています。

彼らは子供をヒトラーのご機嫌取りに使い、愛しているはずの子供に毒を飲ませて殺害します。
このシーンを長い尺で

描いていることからもうかがえます。
ヒトラー 〜最期の12日間〜

総統のおかげで私たちは幸せでした

こんな感謝の言葉も夫人からでてきます。

ゲッペルス夫妻を唾棄すべき存在として描いているのが印象深かったです。ヒトラー 〜最期の12日間〜

しかし、この映画そんな愚かしいヒトラーが描かれているので、すこしコメディーを観ている感覚にもなり、終始退屈することなく惹きつけられる映画でした。

世界的な認識では敗戦国である日本も同様の目で見られています。

私は日本が好きだから、このように愚かしく日本や日本人を描かれたら悲しいです。

ちょっと複雑な思いもあります。

でもこの映画は製作国がドイツ、イタリア、オーストリアなんですよね。

ドイツの一般的な人はこの映画を見てどのように思ったのでしょうか。

この映画が事実を描いているとは決して思いません。

しかし映画としてはとても惹きつけられます。

それはヒトラー総統を演じたブルーノ・ガンツさんの熱演があったからです。ヒトラー 〜最期の12日間〜

素晴らしいです。

普通はなかなか観ようとは思えない映画かもしれませんよね。

ですが、とても面白い映画ですので観てみてください。

お勧めの映画です

そうそう、映画の映像が、終戦してからカラーが変わります。

とてもやわらかな光と優しい色になります。
ヒトラー 〜最期の12日間〜

こういう演出大好きです。

それと余談ですが、YOUTUBEやニコニコで「総統閣下はお怒り」シリーズがあります。

時事問題に総統が怒る様子がとてもおもしろいですよ。

探してみてください

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Review of Movies

Hello.

This is shinji.

This time I wrote a review of “Downfall”.

The film depicts the surrender of the German army and Hitler’s suicide.

In this movie, Hitler is depicted as “Keiserens nye klæder”.

The stupid appearance looks like a comedy.

And it was impressive to draw the Geppels as the worst couple.

・A long time scene of his wife poisoning her child

・The scene where Mrs. Mrs. says, “Thanks to the President, we were able to spend happily.”

From these two points, I draw as a “despicable couple”.

The German army has two faces.

“Army for the people” and “Schutz staff”.

Hitler, who sacrifices the people during the defeat, and the commander who thinks that “the people are the nation” are color-coded.

The movie has always drawn this difference in thinking.

It was a movie about Nazi and Hitler, but it was a very attractive movie.

That’s because Bruno Gan, who plays Hitler’s role, was amazing.

This is my recommended movie.

投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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