ジョン・ウィック
★★★★☆
監督 チャド・スタエルスキ
脚本 デレク・コルスタット
配給 ポニーキャニオン
上映時間 101分
おはようございます、しんじです。
早いものでもう三箇日が終わろうとしていますね。
僕は伊達巻いっぱい食べて正月気分は味わいました。
さて、今回、書いた感想は、マトリックス以降のキアヌの当たり役「ジョン・ウィック」です。
しばらくシリーズを追っていこうと思います。
まずは2014年公開の第1作目からはじめます。
どうぞお付き合いくださいね。
あらすじ | 感想 |
〇あらすじ
愛するひとを見つけた。
固く握りしめたはずだった。
だけれどその愛はまるで砂のように手からこぼれ落ちてしまう。
なぜだ。
数日後、最愛の妻から贈り物が届いた。
「ジョン、きっと今のあなたに必要なものを贈るわ。」
それは1匹の子犬だった。
妻からの最後のプレゼント。
それは愛を失ってほしくない願いの証だったのだろう。
子犬との生活が始まろうとするその夜、強盗に侵入されてしまう。
勘が鈍ったのか。
数人に一気に殴られ気を失いかける目には、子犬を蹴り殺す影、耳には子犬の悲鳴。
そして覆面をとるニヤけた男の顔を脳裏に刻んだ。
子犬の死がジョン・ウィックへ戻してしまった。
子犬の命は天秤に乗せられぬほど重い。
それを思い知れ。
復讐が始まった。
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あらすじ | 感想 |
子犬一匹の命で逆鱗に触れてしまったのだから、お気の毒様だよ。
盗むのは車だけにしておけば良かったのに。
「ペイ・バック」でもそうでしたが、たったそれだけのためにマフィアを追い詰めるという。
これ何て表現するのだろう。
大胆さ?
豪胆さ?
爽快さ?
違いますね。
とにかく、その理由でマフィアを追い詰めることに身震いするほどカタルシスを感じてしまうんですよね。
ここがこの映画の最大に良いところですよね。
そしてたったひとりのハードボイルドは凄くカッコいいんだけど、そこにちょいアシストする相棒的な者がいるとシビレるんですよね。
そう次元大介みたいな寡黙でいつもどうしようもない時に助けてくれるような男。
その役をウィレム・デフォーがやるんですよ。
もう参りました。
この役者さんは僕のお気に入りなんですよ。(Likeな俳優さんたちランキング参照)
渋いですよ~かっこいいですよ~。
よだれが出そうだ。
このスナイパーであるマーカス(ウィレム・デフォー)の銃弾が鋭く頭打ち抜く。
で、いつもワンアシストくらいなのがかっこいいです。
それと殺し屋ご用達のホテルっていうの設定がアニメ的でおもしろい。
そこの会員はそのホテルでは仕事をしてはならないという鉄の掟があるんです。
その鉄の掟を破ったら・・・
これがまた超かっこいい。
このホテルの受付をランス・レディックがやっているんです。
ただの受付で事務的に仕事をこなすだけの役どころなんです。
嘘だろ!絶対にこのひとも凄腕だろ!
この顔でただの受付は無いわ(笑)
また裏稼業ご用達の自動車工場のオーナーにジョン・レグイザモが登場します。
どうか敵にならないでほしい・・・
ジョン・レグイザモにはちょい悪だけど良い奴が似合っている。
このように魅力的な俳優がこの映画にはたくさん登場して、この先のシリーズでもどんな魅力的な裏の男や女が登場するのか楽しみな作品ですよね。
キャスト、ストーリーも凄く良かったのですが、ただひとつだけ魅力不足だった。
これは勝手な個人的なものです。
キアヌ・リーブスから危険な香りがしないこと。
たしかにキアヌ・リーブスはかっこいいし、キャストとしてほぼ不満は無いんですが、容赦なく非情に頭を打ち抜いても、なぜか香りがしないんですよ。
いや、たぶん「そんなことねーよ」っていうひとが大半だと思うんですけど。
ジェイソン・ステイサムのようなコテコテを求めているわけじゃない。
う~ん・・・言って見ればもっと背中に冷たいものが走る感じが欲しかった。
それと息子を殺して目的を達成した後に、もうひとバトルは欲張りすぎでしたよね。
あれはこの映画の蛇足だったと思う。
ヨセフを殺し、コンチネンタルの制裁の場面で終わりの方が映画が締まったと思う。
このジョン・ウィック最新作がまちどおしいですが、全米公開が2022年の5月になったらしいですね(2012/12の情報)
日本は夏くらいになるのかな?
ドニー・イェンが出演するってことはかなり肉弾戦が多くなりそうですね。
それとビル・スカルスガルドがどんな役で登場するのかも楽しみです。
さて、続いて「ジョン・ウィック:チャプター2」も観ていこうと思います。
ではね。
あらすじ | 感想 |
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