エンド・オブ・ホワイトハウス
★★★★☆彡
監督 アントワーン・フークア
脚本 クレイトン・ローテンベルガー
配給 アスミック・エース
上映時間 120分
こんにちは、しんじです。
今回はジェラルド・バトラー主演「エンド・オブ・ホワイトハウス」の感想を書きます。
この映画は2013年に上映された映画です。
この頃はジェラルド・バトラーの知名度はそんなに高くなく、私も地味な俳優さんを使ったなって思っていました。
この映画、同時期に「ホワイトハウス・ダウン」というまったく同じ題材の映画が作られるという興味深いことが起きました。
まるで「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」の再来のようでした。
あらすじ | 感想 |
〇あらすじ
交通事故で大統領夫人を救えなかったマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)はシークレットサービスから財務省へ転任していた。
いつものように財務省内で書類を片付けていると、ホワイトハウスが襲撃される事件が起きる。
朝鮮人によるテロだ。
テロリストの用意周到な計画にわずか13分でホワイトハウスは陥落する。
マイクはホワイトハウス内に入り込むと着実にテロリストを片付けていく。
だがテロリストたちはアッシャー大統領(アーロン・エッカート)、国防長官、統合参謀本部議長を人質に、ホワイトハウス地下にあるシャルターに立てこもる。
テロリストの首謀者カンは要求する。
「日本海に配備している第七艦隊および韓国、北朝鮮の非武装地帯にいる米兵を撤退させろ。」
さらにカンは核攻撃排除システム「ケルベロス」のコードを大統領、国防長官統合参謀本部議長から聞き出そうとしていた。
一方、マイクの最初の任務はホワイトハウス内にいる大統領の息子コナーを見つけ、ホワイトハウス内から脱出させることだった。
あらすじ | 感想 |
〇感想
凄い迫力の120分でした。
ホワイトハウスが陥落などアメリカの汚点になる内容でよく映画を作ったと思います。
そしてストーリーは最もわかりやすく、もはやテンプレのような内容です。
もと特殊部隊の凄腕の職員が孤立した状況下で、テロリストをやっつけるというものです。
「ダイ・ハード」のようなものですね。
しかしこういうわかりやすい内容でも面白い映画、つまらない映画は監督の腕にかかってくるのでしょう。
ラーメン屋さんのチャーハンが「おいしいか、まずいか」みたいなもんですね。
この映画ではジェラルド・バトラーという硬派な俳優がしっかりと着実に迷いなくテロリストにとどめを刺していくのでスッキリします。
イライラする場面も少なく、むしろ国防長官は勇敢な女性で、殴られ蹴られて血反吐を吐いても自らのケルベロスコードを言おうとしない。
この国防長官が殺されそうな場面でマイク・バニングがしっかり仕事をして脱出できた時は《よしっ!でかした!》と思いました。
しかしこの映画内で韓国首相が殺される場面などあったけど、これって問題にならないのかな?とか心配になりました(韓国っていろいろうるさいでしょ?)
同時になんとなくですが、この映画って韓国に対するメッセージ的なものも含まれているような気がする。
テロリストの要求は米軍の全面的な撤退で、それにより北朝鮮が韓国を攻撃するという危機を描いているんです。
「韓国さん、なっ、わかるやろ?」
こんな声が聞こえてきそうです。
しかし実際にホワイトハウス近くまで未確認飛行機を見過ごすとは思えないんですよね。
たぶんアメリカ領域に入った時点であんな飛行機は追撃されると思うのですよ。
その意表を突いたのが旅客機をつかった911テロだったわけだし・・・
まぁ、細かいことはフィクションとして120分アクションを楽しむには申し分ない映画でした。
お勧めの映画です。
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