「デス・ウィッシュ」の感想・レビュー(ネタばれあり)

デス・ウィッシュ

デス・ウィッシュデス・ウィッシュ
★★★★
原作 ブライアン・ガーフィールド
監督 イーライ・ロス
脚本 ジョー・カーナハン
配給 ショウゲート
上映時間 107分

こんにちは、しんじです。
今回はブルース・ウィリス主演「デス・ウィッシュ」の感想を書きます。
この映画は1974年に上映されたチャールズ・ブロンソン主演「狼をさらば」のリメイク作品です。

デス・ウィッシュ

「狼よさらば」の内容はこの映画同様に自警主義を肯定するとみられかねない映画でした。
そのため批評家からはあまり良い評価を得られてないのですが、多くのアメリカ人には自分の身は自分で守る考えは支持を得ているという皮肉めいたものになっています。
これはそのままアメリカが抱える銃問題の矛盾に直結しているため、乱射事件なのが起こるたびにリメイクの芽は摘まれてしまったようです。
今回のリメイクに関しても監督交代劇などがあり、結果的にイーライ・ロスが監督をいたしました。
イーライ・ロスは「ホステル」などのホラー監督ですが、最近はジャンルが広がりを見せているようです。
クエンティン・タランティーノに評価されているイーライ・ロスは「イングロリアス・バスターズ」において俳優として出演しています。

デス・ウィッシュ

イーライ・ロスの作風はタランティーノ同様少々過激な表現方法があります。
つまりグロで暴力的
この映画の評価はおそらくアメリカでは高くはないものだと容易に予想はできます。
PukuPukuMarine

あらすじ 感想

〇あらすじ
シカゴノース病院の医師ポール・カージー(ブルース・ウィリス)は愛する妻ルーシー、娘ジョーダンと幸せに暮らしていた。
デス・ウィッシュ

ある夜、食事会を予定していたが急遽ポールは病院に呼び出され食事会は中止となった。
その夜、強盗が入った。

ポールが勤務する病院に急患が運ばれる。
それは銃で撃たれた妻ルーシーとジョーダンだった。
ルーシーは逝ってしまった。
ジョーダンは意識不明の重体。
デス・ウィッシュ

警察の捜査も多くの犯罪に埋もれ進展がしない。

車を走らせれば街で大手を振るチンピラばかりが目についてしまう。
ポールの心には理不尽に対する怒りがこみあげてくる。

デス・ウィッシュ

ある夜、病院に運ばれてきた急患が落とした拳銃
その拳銃を持ち帰り地下で訓練を始めるポール。

そしてシカゴには犯罪者を狙うフードをかぶった死神が現れるようになる。
デス・ウィッシュ

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あらすじ 感想

〇感想
うわっ、やっぱりグロい!😣
グロいのが苦手な人は要注意な場面がありますよ!

しかしパッケージを見たときは「ブルース・ウィリス、老けたなぁ・・・」って思ったんですが、作品を観ていると結構体をシェイプアップしている印象を受けました。
昔ほどの無理はできないかもしれないけど、まだまだ見ごたえのあるアクションはできそうですね。

デス・ウィッシュ

犯罪者を殺るときのブルース・ウィリスは医者とは思えないほど拳銃が似合っているし、その早打ちやべぇだろレベル。
つまりはめちゃくちゃかっこいいのだ!!

デス・ウィッシュ

そんなかっこいいブルース・ウィリスを見られるだけでこの映画の評価は爆上がりです。

しかも内容は僕が好きなリベンジものですしね~。

家族を襲った犯人はレストランの駐車係で、家の情報は車のナビから得ているという。
デス・ウィッシュ

んっ!?
凄い既視感があるぞ!
それもそう、ひとつまえのレビュー見てもらえばわかるけど「バッド・ディシジョン」の主人公がまるっきり同じ犯罪行為をしていました。
って、ことはこういう犯罪ってアメリカでは多いのかもしれませんね。
日本ではバレットパーキング(お客さんの車に乗って駐車場へ運ぶ)というのがあまり無いけど、自動車整備工場、ガソリンスタンドなどでも個人情報の漏洩は起こり得ることなので注意しなきゃね。

ストーリーはいたってシンプルなので104分という時間は丁度良い上映時間でした。
それでも若干中盤で中だるみがありましたが、強盗の正体を見つけてからのリベンジはイーライ・ロス監督の本領発揮でしたね。

まぁ、頭パッカーンやら首グキリっ・・・グロイ描写を挟み込んできますね。
今も自分の首に違和感が・・・

でも、しっかり悪い奴らをニヤリとしてしまいそうな伏線を拾ってやっつけるあたりは、タランティーノ同様「やってやった感」を感じますね。

この映画は「狼よさらば」という映画のリメイクだしブルース・ウィリス主演で話題性がない映画でもないけど、今一つビッグタイトルって感じではないですよね(扱いが・・)
多分それは先にも言った通りアメリカの矛盾「銃問題」「自警主義」などがストーリーにあるため、映画会社、配給会社の扱いが悪かったのかも。

映画のラストはしっかりと自警主義を肯定するものでしたからね。

イーライ・ロスはぜひもっと大きな話題作を監督してほしいです。
グロ描写を少し抑えたとしても、絶対に面白い映画を作りそうな期待感があります✨
まだまだかっこいいブルース・ウィリスが容赦なく悪い奴をやっつける面白い映画ですよ。
勧善懲悪、きっちりきめてやるぜ!って映画を観たい人にはお勧めの映画です。

そうそうシンプルなストーリーにひとつだけミスリードを意識したキャストがいましたね。
最後まで「もしかして黒幕??」と疑いを持ってしまいました。
くそ、やられたっ😅

あらすじ 感想
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投稿者: emo-shinji

東京中野区でPukuPukuMarinというDiving serviceをしています。 PADIのMasterScubaDiverTrainerというインストラクターです。 EFRの救急救命のインストラクターでもあります。 ずーっと伊豆を中心に潜っています。初島と西伊豆の黄金崎を得意としています。ダイビングと映画で満足です。

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