セルフレス/覚醒した記憶
★★☆☆☆
監督 ターセム・シン
脚本 アレックス・パストール
配給 キノフィルムズ
DVD ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
上映時間 117分
こんにちは、しんじです
今回は、ライアン・レイノルズ主演「セルフレス/覚醒した男」のレビューを書きます。
ライアン・レイノルズというと、今や「デッドプール」で日本でも大ブレイクしましたよね。
僕のライアン・レイノルズのイメージは1回「グリーン・ランタン」でブレイクをし損ねてしまった俳優さんというイメージがついています。
この「セルフレス」は映画「デッドプール」の少し前の作品で、日本でもまだライアン・レイノルズの名はそんなに知れ渡ってはいなかったのではないでしょうか?
どちらかというと、この映画のもう一人のメインキャスト「ベン・キングズレー」の方を知っている人のほうが多かったかもしれませんね。
あらすじ | 感想 |
この映画は、金の扉に金枠の窓、そして金のシェイカーを使い酒を飲む、建設界の大物にして巨額の富を手にする男が、自分の死を受けいれることができなくて、金を積んで生にしがみつくという、潔くない金持ち男の物語なので、はっきりいって主人公に全然感情移入ができませんでした。
死を受け入れる覚悟があったが、土壇場で生きなくてはならなくなったというのならよかったのに・・・
それにオルブライト率いる秘密結社みたいのが、あまりにも規模が小さいのが、ちょっと微妙だった。
この生を転換する(脱皮)研究をする博士は、「研究を続けたいからやっているのか?」「お金儲けでやっているのか?」ここがぼやけている。
ああ、そういえば、「人類のために優れた人間を保存する。」みたいなこと言ってたかな?
そんな大義名分を掲げる割には、なんか薬に頼っているしさぁ・・・
薬切れたら記憶がリセットされるって・・・はっ(呆)
しかも薬を1日/1錠飲まなきゃいけないって、せめて週/1錠くらいにしておくれよ。
胃が荒れちゃうぜ。
こんな中途半端なのが「生を転換している」って言いえるのだろうか?
どっちかっていうと体の持ち主が死んだ人の記憶を体験しているって感じだね。
この軸になるところがあまりにも脆弱で、ストーリーがグラグラするんですよね。
それに体の持ち主が特殊部隊だからって、そんな特殊部隊で培った体術を使えるって変でしょ
「お、俺、なんでこんなに強いんだ!??」みたいな。
いやいや、おかしいって
「体が覚えているのだよ!」
いやいや、そんなことないから!
身体で繰り返して脳で覚えているのですよ。
説得力がないなぁ・・・
しかも秘密結社の刺客が、やられても、やられても、すぐに違う体に転換して現れるんですよ。
気軽にポンポン生の転換してくれるねぇ。
ここまでくると仮面ライダーの秘密結社「ショッカー」と同レベルって感じです。
なんか、あまりにも陳腐なんだよなぁ・・・脚本が。
映画の宣伝文句として「優れた知能と最強の戦士が融合した!」みたいなこと言っていたけど、ちょっと恥ずかしいっす・・・
あと、伏線を張るのが凄く下手
黒幕は誰だ!ってところで「癖」を伏線としてのですが、それならもっと印象に残るようにしなきゃダメじゃないのかな。
そんな癖あったけ??
それに悪の親玉。
どれだけ迂闊なんだよ。
「ラテンの女」
とにかく何にしても陳腐なんだよね。
とまぁ、ディスってばかりになってしまいました。
評価としては★ひとつくらいでもいいのですが、ライアン・レイノルズとベン・キングズレーの名誉のため★★☆☆☆にしておきます。
感動もアクションも微妙、テンポもあまりよくなかった。
はっきりいって正月の満腹状態で観ていたら20分くらいで眠りに入っちゃうかもしれないですね。
そんな微妙な映画でした。
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あらすじ | 感想 |
建設界で成功し巨額の富を得たダミアン68歳。
金を持っても病気には勝てず、余命は半年くらい。
ひょんなことから、「生の転換(脱皮)」を知ったダミアンは、お金を積んで、隠し口座にお金を隠し、若い体を手に入れる。
身体は軽いし女も抱き放題。
若い体を満喫していた。
だが、1日1錠かならず飲まなければならない薬を飲み忘れたある日、記憶にない記憶が見えてしまった。
妻と子、そして戦場の記憶。
秘密結社のオルブライト博士に相談すると、どうも怪しい感じがした。
ネットでいろいろ検索すると、すぐに身体の身元がわかった。
ダミアンの身体は「マーク」という名で妻と子がいた。
ダミアンはマークの妻と再会してしまった為に、秘密結社にダミアンだけではなく妻と子までも狙われることになる。
ダミアンが命の危機に面した時、特殊部隊のマークの体術が覚醒する。
あらすじ | 感想 |
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Hello.
This is Shinji.
This time, I wrote a review of “self / less” starring Ryan Reynolds.
This story is an ugly story, “The rich man clings to life with money.”
I could not sympathize with the hero.
Overview of this article
Good point
None
Bad point
Movie script.
The foreshadowing in the movie was bad.
The tempo is bad.
A poor story.
★★ ☆☆☆ for Honor of Ryan Reynolds and Ben Kingsley.